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Sorani Tanabiku Kumo ga Togireru -Redeet oblakov letuchaja grjada- Song for Bariton and Piano words by A. Pushkin/Yukihiko Kaneko バリトンとピアノのための歌曲 A.プーシキン/金子 幸彦 訳　作詞 この曲は2010年に日本ロシア音楽家協会が主催したコンサートのために作曲した歌曲です。プーシキンの詩から８篇、ロシア人作曲家が作曲したものと、同じテキストの日本語訳（金子幸彦氏による）を日本人の作曲家が作曲した歌曲を並べて演奏するという企画のコンサートでした。 ロシア語の原文では4連の韻を踏んだ四行詩ですが、金子幸彦さんの訳文はむしろ定型詩としての形にとらわれず、詩人の望郷の思いを宵の明星に託した一連の自由詩となっています。結果として詩人の心象風景を歌ったバラードと言えるような作品になったと思います。 この詩にはタイトルは付いていないため始めの一行を曲の題名としました。